【映画】 Do The Light Thing
Do The Light Thing
アメリカ(1998年)
監督:スパイク・リー
とあるTVでお勧めされていた映画だったので(少し遅いが)観てみた!
多くのルーツを別にする住民が住む地域で、主人公の黒人男性の周りで起きた、少しこじれた出来事を中心としたストーリー。今のアメリカと重なる部分がいくつもあるように思えた。
人種の問題なのか、警察の問題なのか、格差社会の問題なのか。問題って言葉はあまり好きではないが、敢えて枠組みを言葉にする必要もないように思う。お互いの存在を尊重しながら社会を形成する事は、簡単ではなく、ほんの些細なやり取りでも誤解を生むきっかけになり得るのだ、ということ。
いつになったら終わりが見えるのか?何本同じようなテーマで映画が作られるのか。もちろん答えは簡単ではなく、自分が言えるようなことではないが、やるせない気持ちと、実際に起きている出来事として、真っ直ぐに捉えることができるか、が大切なのかな。。。
ありきたり感想になってしまうが、この映画、1989年の作品なのに、2020年の今のことのような内容。時が止まっていたのか?と思わざるを得ない。
社会や文化、政治にしてもどんどん進歩?進化?しているように見えて、実はそうでないこともたくさんあるはず。本当に複雑な世の中!
もう少し小ネタが分かるようになると、更に面白いのかも。